はじめに
今回は、FPSの教科書があったら最初に習うべき事項である『エリア理論』について、簡単に解説しようと思います
ある程度プレイしている人間なら感覚的に理解していることではありますが、一度理論的に頭にいれておくことで、FPSを本質的に理解することができます
FPSは陣取り合戦
FPSで重要なのは、敵の位置を把握することと、敵にこちらの位置を悟らせないことです
「そんなん簡単にできたら苦労しないわハゲ!」と思うかも知れませんが、実は結構シンプルな方法でできるのです
その方法が、自分達が制圧したエリアを増やしていくことになります(前線を上げる、ラインを上げるなどといいます)
ほとんどのFPSは、↓のようなお互いが初期地にいる状態からスタートします
この状態から、青チームがどんどん侵攻したとします
それが続いて↓のような状態になれば、消去法で赤チームの位置を確定させることができます
しかし、ずっと初期地にいた赤チームからすると、敵の位置は全くわからないままです
エリアを確保したチームと確保しなかったチームでは、情報量に圧倒的な差が出てしまうのがお分かりいただけたでしょうか
陣地を確保したチームはどんどん有利になり、陣地を確保できなかったチームはどんどん不利になる、まさにFPSは陣取りゲームというわけですね
エリア理論
エリアを制圧することで、こちらの情報を増やしつつ、相手の情報を削る
これをFPS用語で、エリア理論というわけです
当然お互いが侵攻し合うのでさっきの図のようなシンプルな構図になるわけはないのですが、FPSにおける駆け引きは大体エリア理論を軸に展開しています
初心者の方はまず前線を上げることを意識しよう
エリア理論は基本的にどんなゲームモードにおいても通用するセオリーです
初心者の方は、ゲームが始まったらまずは接敵するギリギリまで前線を上げることを意識しましょう
いるだけで味方に大きな情報を与えていることになりますし、最悪撃ち負けても一時的に敵の前線を下げることには成功しています
前に出るだけで味方に貢献できるなんて、すごいことですよね
最後に
今回は、エリア理論について解説しました
FPSが陣取りゲームと呼ばれる理由もわかったかと思います
基本ながら非常に重要な概念ですので、参考になりましたら、ぜひ友達にも教えてあげてください