はじめに
はい、ついにやってきましたみんな大好きXtrfyの完全新作マウス
Xtrfyは堅実路線かと思いきや流行りに乗っかって穴開けてキラキラ光らせてきたので「え? マジ?」って感じだったのだが、事前配布では評価がかなり高い模様
まあ所詮は提供された犬どものレビュー
自腹を切った私がしっかりと評価していこう
このマウス、Twitterで炎上してます
実はこのM4つい最近Twitterで炎上している
経緯はこうだ
とあるユーザーが店の試遊品の不具合をTwitterで拡散→日本公式Twitterがそれに反応→対応がカスすぎて公式&M4が炎上
まあ詳しくは触れないが、なぜか個人である私にもリプが来るなどそれなりに迷走したXtrfyjpアカウントであった
結局不具合の原因はLogicoolの無線充電パッドとの競合らしいのだが、私の無線充電パッドは実家のマッマにあげてしまったので検証できない
確実に他の人が検証するだろうからそっちで確認よろしくおねがいします
結論:これは神マウスです
細かい仕様なんかは公式サイトや他の方のブログを見てもらうとして、私はいちFPSプレーヤーとしての主観を語ろう
まず結論から言えば、It's a 神マウスだ
小さめながら若干高さがあり、高さのピークは少し後ろ側、ほどよいくびれと、事前の公式スペックを聞いた時点で「その形状でハズれるわけないよね」ということが分かりきっていたわけだが、いい意味で完全に予想通りの形状だ
M1が縦に長く背が低く手前のくびれがすごいという評価の割に癖のある形状だったのに対し、M4はM1の基本的な形状は踏襲しつつ、相当に無難で誰が使っても合わないことはないだろうという形状に仕上がっている
Xtrfyのマウスが使いたいのにM1が大きいと思っていた人にとっては、非常にありがたい選択肢になっているだろう
ただ、私はそれなりに手が大きめだが高さがある分小さいという印象は受けないので、手がめちゃくちゃ小さいという人には合わないと思われる
むしろ若干大きめの人の方がフィットするかもしれない
無難なのに斬新
非常に無難な形状だが、近い持ち心地のマウスというのはない
小さめエルゴということでEC2に似ているなんて人もいたが、全く違うマウスだ
ダーマのDPTM39とも違う
全く形状にオリジナリティを感じないのに新しいという不思議なマウスだ
逆にここまで無難な形状をなぜ今まで他のメーカーが作らなかったのかといった感じ
私が常日頃「こんなマウスがあればいいなー」と思っていた形状に相当近い
かぶせ・つかみ・深めに持つつまみプレーヤーにフィットする形状
無難といったが、基本的な形はM1と同じなので、左後ろのくびれはかなり特徴的だ
かぶせ・つかみのプレーヤーはここのくびれに親指の第2関節~付け根あたりをひっかけることで安定させやすくなるが、
つまみ持ちプレーヤーにとってはこのくびれがかなり急激なため、他のマウスより前のほうを持たないと安定しないし、手が小さい人だと普通に後ろ側が手のひらについてしまうと思う
基本的にはかぶせ・つかみプレーヤーへおすすめしたい
手が完全におっさん
その他
DPIが正確(私の個体は)
そもそもマウスは最初からある程度センシ?DPI?がずれているので、最初にどれくらいずれているのか確認する作業が必要になってくる
ところが今回M4をDPI ANALYZERで試した結果、400DPI,800DPI,1600DPIでほぼ完全に基準値と同じという素晴らしい結果になった(手動なので正確性は担保しない)
今まで使ってきたマウスでド真ん中のマウスはなかったので、なかなかに感動した
https://www.mouse-sensitivity.com/dpianalyzer/
メインのクリック感・ホイールは普通
メインのクリック感は軽量マウスで流行りのパカパカとした感じ
ホイールは軽くもなく重くもなく、音がしないタイプで頑丈そう
ノンドライバーでDPI、ポーリングレート・ライティングを変更可能
裏面のボタンでDPIとポーリングレート、表面のボタンでライティングのオンオフ、エフェクト、色、明るさを変更可能
Xtrfy安定のノンドライバーは素晴らしい
なぜカラー変更ボタンを表につけた
個人的に表のボタンがすごくダサく感じる人なので、そこはM1のスタイリッシュさを貫いてほしかったなと思う
まあプレイに支障のないライティングくらいええやんかという感じではあるが……(さすがにノンドラで表にDPI変更ボタンがついてたら不買運動に発展してもいいくらいの暴挙)
汎用マウスソールが使えない F○CK YOU Xtrfy!
ここまでは神マ街道まっしぐらだったが、このマウスは汎用ソールが使えない
むしろ最近汎用ソールを貼れるマウスのほうが少ないので、Hyperglideの汎用ソールを買いだめした私はどうしたらいいのだろうか
まあそのうちどこかが専用ソールを出すだろうが、なんとも釈然としないものだ
これを機に円形ソールを試すのもいいかもしれない
このbe on soleってどう?↓
ちなみに初期ソールは滑りすぎずいい感じです
同日発売のKone Pure Ultra とどっちがおすすめか
本日2019年11月15日はマウス沼に浸かっている人間にとってはすごい日で、M4だけでなくあのSENSEI RAWの完全なる復活版であるSENSEI TEN と、Kone Pureの軽量版Kone Pure Ultraも同時に販売している
SENSEI TENは置いといて、どちらも同じ小型エルゴノミクスのKPUとM4どっちがいいの?と迷っている人もいるだろう
KPUは相当癖のある尖ったデザインながら、かぶせからつまみまで割と幅の広い使用法ができる
どちらも甲乙つけがたいのでどっちも買うべきがファイナルアンサーではあるが、失敗したくないならM4、「尖りてぇ……」という人ならKone Pure Ultraをおすすめしたい
さいごに
Xtrfy M4 RGBは、日本公式のムーヴが炎上商法だったのでは? と思うほどの神マウスだった
無難すぎることと汎用ソールが使えないことを除けば、欠点らしい欠点がない
最近あまりおすすめしたいマウスがなかったが、こいつは胸をはっておすすめする